型式指定

カテゴリ: 制度・法規制

型式指定は、国土交通省が自動車の安全基準への適合を認証する制度です。自動運転車両についても、レベルごとに型式指定基準が整備されており、2020年にレベル3、2023年にレベル4の基準が施行されました。これにより、自動運転車両の公道走行と商用展開が可能となっています。

審査項目と基準

サイバーセキュリティ、ソフトウェアアップデート、データ記録装置、フェイルセーフ機能、ヒューマンマシンインターフェースなどの要件が定められています。従来の物理的な安全基準に加え、ソフトウェアの安全性評価、AI判断の妥当性検証、ODD内での安全性実証などが重視されます。SOTIF(意図した機能の安全性)の考慮も必須要件となっています。

国際調和と将来動向

国際基準(UN規則)との調和が進められており、WP.29(国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム)での議論を踏まえた基準策定が行われています。将来的には、レベル5や特殊用途車両の基準整備、国際的な相互認証制度の構築などが予定されています。技術進歩に対応した継続的な基準見直しも重要な課題です。