C-V2X
カテゴリ: 運行管理・インフラ
C-V2X(Cellular V2X)は、携帯電話ネットワーク技術をベースとしたV2X通信規格です。4G LTEベースのLTE-V2Xと5GベースのNR-V2Xがあり、DSRCと比較して通信範囲が広く、既存のセルラーインフラを活用できる利点があります。3GPPで標準化が進められ、世界的な普及が期待されています。
技術的特徴と優位性
LTE-V2Xでは直接通信(PC5インターフェース)と基地局経由通信(Uu インターフェース)を組み合わせ、柔軟な通信を実現します。5G NR-V2Xでは超低遅延(1ms以下)、高信頼性(99.999%)、大容量通信を実現し、より高度なV2X アプリケーションをサポートします。ネットワークスライシング技術により、用途に応じた通信品質の保証も可能です。
導入状況と課題
中国では既にLTE-V2X の実用化が進んでおり、多数の車両と交差点に配備されています。日本では2022年に周波数帯(5.9GHz帯)の割り当てが行われ、実証実験が進められています。欧米でも商用化に向けた取り組みが加速しています。課題として、ネットワークカバレッジ、通信遅延、セキュリティ、既存DSRCとの共存などがあります。